痛風症状


痛風にかかった上司のように、痛風になると初期症状として、ある日突然、足のおや指の付け根に、突き刺すような激痛発作(痛風発作)があるそうです。そしてその患部は赤くはれあがり、熱をもつのが特徴だといわれています。この痛風独特の症状は、24時間以内にピークとなり、そのまま放置していても数日から1週間で軽くなるので、痛風と気がつかず見逃しているケースも中にはあるそうです。

もし私の昔の上司のように「親指の付け根に激痛を感じる。」ようなことがあれば、すぐに病院に検診に行ってみて下さい。痛風だと気がつかないで、治療を放置しておくと、発作の間隔はまちまちですが、再発を何度もくり返えすようになり、最悪痛風が慢性化すると、尿酸の結晶が骨や関節の組織に沈着して、痛風特有な骨が変化してしまいます。気をつけたいところです。

また、治療しないでおくと、血液中の尿酸は溶けきれず結晶となって関節に沈着し、痛風関節炎をおこします。痛風は、そのほとんどが足のおや指の付け根の関節痛から始まり、壮年期の男性に圧倒的に多くみられるそうです。まさに私の昔の上司がそれですね。

痛風治療 バランスの取れた食事


高尿酸血症の人は、バランスの良い食事を心掛けることが必要になります。バランスの良い食事は、合併症となる動脈硬化や腎臓病の予防のためにも必要です。芋類、野菜、海藻、キノコ類などを適度に取っていきましょう。

◆果糖は控える
 果糖は尿酸産生を促進させるため注意が必要です。

◆脂肪を控える
 尿酸排泄を低下させることから控えることが大切です。 

◆水分を十分に摂取する。

 水分を多く取り、尿量を多くすることで尿酸の排泄を良くし、尿中の尿酸を
 薄めるようにしましょう。水やウーロン茶、お茶や麦茶などを
 十分にとりましょう。

◆野菜は十分に摂取する。
 尿酸は、アルカリ性、中性によく溶けます。尿酸の排泄を促進させるため
 にも、野菜、果物、いも類などのアルカリ性食品を十分にとりましょう。
 腎臓結石の予防にもなります。

◆塩分は控える 痛風は、高血圧、高脂血症などを悪化させます。
 血圧に関係する塩分は控えましょう。

痛風治療 アルコールは控える


痛風治療には、薬物療法もありますが、それ以外に食事療法も必要になります。

◆ アルコールは控える

アルコール類は、肝臓での尿酸産生を増加させます。アルコールが体内で分解される時に作られるアセトアルデヒドが、腎臓からの尿酸排泄を阻害することからアルコールを光ることが必要になります。とくにビールは気をつけましょう。プリン体が多く含まれます。

仮にアルコールを摂取するなら、1日の目安としては、ビールなら小1本程度。日本酒なら一合弱。ウイスキーならシングル2杯程度。ワインなら200CCとした方が良さそうです。上司もビールが飲めなくなったと(全く飲めないわけではないのですが)悲しんでました。そんな酒好きの上司が取った苦肉の策は「ビールじゃなくて焼酎ならもっと飲める!」ということでした。どうしても飲みたかったようですね。

痛風食事の注意点


痛風にかかってしまったら食事に気をつけなければなりません。痛風にかかるとよく「プリン体を多く含む食品を控えましょう。」といわれます。では、そのプリン体はどんな食品に含まれているのかというと、あん肝、レバー、モツ、白子、牛肉ヒレ、ロース、えび、かにみそなど、主に動物性食品に多く含まれています。酒飲みが大好きなものばっかりですよね!

また、プリン体は水によく解けるので、出し汁を使った料理にも注意が必要です。調味料のだしにもプリン体の一部である、旨味成分のイノシン酸が含まれています。豚骨、鶏がらを使用したラーメンやスープ、肉を焼いたあとの肉汁などにも多く含まれるようです。

食品中のプリン体が分解された最終産物が尿酸になることから、痛風で尿酸値が高い人は残念ながら、プリン体を多く含む食品を控える必要があるんですね。痛風にかかった上司も飲み会の席で「プリン体に気をつけないといけないんだよね〜。」とぼやいていたのを覚えています。

だって、上司が大好きなものがほぼ全部といっていいほど、控えたい食品群にはいっていたのですから。痛風にかかってしまった上司は、かなりガッカリしていたのを覚えています。

痛風にまつわる思い出


昔、働いていた人材派遣会社の上司が痛風にかかってしまいました。痛風を発病した上司はとってもお酒が大好きで、仕事が終わるとアフィターファイブを楽しく過ごすような人でした。ある朝、その上司がこういったんです。

「なんか、足の親指がとっても痛いんだよね〜。」

「どうしてかな?」

その時、経理を担当していた女性が「あら、もしかしてそれって痛風なんじゃないんですか?」と笑いながら軽く言い放ちました。実は、私はその時初めて痛風という言葉を耳にしたんですね。そこで経理の彼女に一体痛風って何?って聞いたら

「痛風っていう病気なの。痛風は、贅沢病なんだよ〜。」

「普段から美味しいものを食べている人がなりやすいんだって。」

と聞かされました。上司がその痛風だなんてまさか思いもせず、みんなで笑いながら、念のため仕事の合間をぬって、病院の検診を受けるように薦めてその場は終わりました。上司もまさか自分が痛風にかかっていようとは思ってもいなかったと思うんです。

「そうだね、念のため行っておこうか。」って確かそんなノリでした。

そして、上司が営業から帰ってきたら・・・・・。
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